東大阪市日下町にある旧河澄家で古民家再生講座に参加してきました。
講師の先生方の非常にわかりやすい説明で、非常に勉強になり多くのことを学ばせて頂きました。
特に、古民家には木の特徴を生かし、地域の風土にかなった様々な工夫を凝らした建築がされており、きちんと維持管理すれば長年活用できるということがわかりました。
また、修理修復にも根継ぎ(柱下部の腐った部分を取り替えて補強)や埋木(割れや穴を木片で埋める)などの方法が紹介され、非常に興味深かったです。
住宅の寿命についても、世界に比べて日本は短く、まだまだ使える住宅が寿命を全うすることなく取り壊されているケースが多いのが現状のようです。
古民家に限らず、空き家や所有者不明土地が問題となっている昨今、まだまだ使用できる建物は保存し利活用すべき方法を考え、開発すべきところは開発していく「保存」と「開発」の両側面から地域社会や仕事を通じて何をすべきかを考えていかなければいけないと改めて感じました。
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